底辺男の成り上がり日記

底辺30代男が早期リタイアを目指しお金の事を学び、お金持ちを目指して行動していくブログです。

世界は確率によって構成されている

前回の鼻毛との格闘ですがなんとか勝利する事ができました。
鼻毛一本の為に合計3時間以上は使ったと思います。
人生で1番無駄な時間だったのではないかと思っているところです。
どんな毛でも掴んで抜ける毛抜きを探してみます。
今後も同じくらい時間をかけてしまうくらいなら少々高く感じてもいい物を買った方がいいですよね。
「毛抜きに3000円5000円なんて···」って少し思ってしまいますが今の僕の時給が1000円以上あると考えると3時間かかる作業が1分もかからずに終わるのならそれはコスパがものすごく高いですよね。
価格ではなく価値で考えよう。僕です。


さて、今回は[世界は確率によって構成されている]という話題で話したいと思います。

最近の僕は「この世で起こる事全ては確率によるもの」という考え方をするようになりました。

人との出会いも別れも何かで成功するかしないかも生きるか死ぬかも何もかも結果的には確率です。

なので人生は確率のゲームだと言えます。

そう。ギャンブルです。

このギャンブルの中でリスクを出来るだけ抑えて生きるのが誰かに雇われて働く会社員です。

会社員はある程度安定した収入を長期間得る事が出来るのでローリスクローリターンのギャンブルだと言えます。

エリートと呼ばれる年収1000万円以上稼ぐ人でも会社員という枠の中にいるならば低リスク低リターンのギャンブルを行いながら生きていると言えます。

本当のお金持ちからしたら年収1000万円は低所得者です。

日本人の平均年収が約450万円と言われているのでその中ではお金を稼げている方でしょうが会社員で年収1000万円の場合に実際に手元に残る金額は約700〜750万円です。

日本で富裕層と呼ばれる人は純資産が1億円以上の人を指すみたいなので生活費や雑費の支出を考えるとこの収入では余程節制しないと富裕層に辿り着くのは困難でしょう。

そして所得税率の増加や児童手当等の援助が減る事から年収が倍以上違っていても実際に手元に残る金額は倍以下になります。

年収だけ見ると年収450万円と年収1000万円では天と地程の差があるように感じるかもしれませんが実はそれほどめちゃくちゃな差では無いのかもしれません。

そしてハイリスクハイリターンな生き方が経営者や個人事業主等の自分で稼ぎ人を雇う生き方です。

起業する事で会社員の安定とは違い失敗すると収入が無くなってしまうという大きなリスクがあります。

しかし成功した場合の収入は実質青天井でどこまでも収入を増やす事が出来る可能性があります。

個人事業主で年間利益1000万円の場合税金対策を全くしないとサラリーマンの年収1000万円の人よりも手元に残る金額は少なくなります。

しかし節税を上手くする事で手元に残る金額を増やす事が出来ます。

どちらの生き方が良い悪いはありません。

個人の好みで決めればいいと思います。

僕は別に長生きしたいと思っていないので太く短く生きる為に事業主としてのハイリスクハイリターンな生き方の方が向いているのかもしれません。

しかし現状は会社員としてローリスクローリターンな生き方をしています。

それはなぜか?

それは事業主よりも会社員として働く人間になる確率の方が圧倒的に高いから。

日本の教育を教師というある意味会社員から学んで何も疑問に思わず生きているとやっぱり会社員として生きていく事になる確率が上がります。

自分に見合った生き方をするべきなのに会社員として生きていく事が当たり前という前提で大人達から教育を受けるからです。

なのでその高い確率に流されるまま会社員として働いているのでしょう。

行動してみて何度か失敗してしまったので個人で稼ごうと動くのが怖いという思いもあります。

親が事業主としてある程度成功している場合子供も事業主になる確率は上がります。

そういう統計データもあるかもしれませんが僕個人の経験から言える事です。

ならば親や周りの大人が会社員しかいない場合は事業主として生きたいと思っても絶対に会社員として生きてしまうのか?

それは「確率に絶対は無い」のでそうとも言い切れません。

しかし周りの大人達が会社員として生きている環境で育った人は1度は会社員として働いてみて自分に合わないと思ったから起業したという人は僕の周りにも数人います。

なのでやはり育った環境によってどういう人生を選ぶかの確率は変わってくるのではないでしょうか。

起業を勧めているわけではなく僕的には人に雇われない生き方をしたいのでこういう文面になっています。


[数打ちゃ当たる]と言いますが確率的にはそのとおりです。

ダーツがどんなに下手くそで100投に1回しかブルに刺さらないとしてもしっかり的を狙って投げ続ければいつかブルに刺さります。

100回投目でやっと1回ブルに刺す事が出来るかもしれません。

300回投げて1回もブルに刺さらないかもしれません。

最初の1回目でブルに刺す事が出来るかもしれせん。

最初の2投ブルに刺さってあと200回投げてもブルに刺さらないかもしれません。

確率が0じゃない限りそういう事が起こります。

確率だけで言えば。

しかし人間は学習する生き物です。

ダーツを投げ続ける中でブルに刺さらなかったという失敗を経験する事で「今の投げ方だと下にズレたからもうちょっと上を狙って投げよう」と修整を繰り返してブルに刺さる確率を上げていく事ができます。

元々1/100の命中率だったものが試行錯誤する事により1/50·1/10·1/2とブルに刺さる確率が上がっていくのです。

数打ちゃ当たるという言葉にそういう考えが含まれているかは分かりませんが僕はそう思っています。


もちろんビジネスだって同じです。

100%成功するビジネスなんてありません。

未来は誰にも予測できないので。

しかし経験を積んで戦略を練る事で成功確率を上げていく事はできます。

なので先駆者に学んだり真似たりする事で成功の近道になります。

ただ真似たところで成功確率は100%ではないので最初から上手くいく人もいればなかなか結果が出ない人もいます。

でも数打ちゃ当たる確率はどんどん上がっていきます。

成功者の方の話を聞いていると「続ける事が大切だ」という言葉を聞く事がよくあります。

それはきっと続ける事によって当たる確率が上がっていくからだと思います。

ビジネスが当たる確率なんて目に見える物では無いのでモチベーションを保つのは大変です。

たまたま1発目で当てた人もいるでしょうし数十回数百回と失敗を繰り返している人もいるでしょう。

僕の場合まだ一発も当てた事がありません。

いつかはホームラン打てたらいいなぁと思ってはいるのですが。

しかし一発目でヒットを打ってしまった人は危険です。

先程の話のとおりビジネスが当たる確率なんて目に見えません。

ですが仮にヒットを打てる確率を1%としてみましょう。

この場合100回に1回しかヒットを打てないのですが一発目で1%を引き当ててしまった人は「自分には才能がある」「何をやっても上手くいくはずだ」と勘違いしてしまう可能性が高くなります。

仮に1%と設定してみましたが実際には目に見えない確率なので勘違いしてしまっても仕方ありません。

そしてその1回のヒットという成功体験によりその人はドーパミンによる快楽を得てしまっているので周りから何を言われてももう止まる事はありません。

ドーパミンについてはこちらで説明しています↓

https://xbawtg3lr1t5h7m.hatenablog.com/entry/2021/04/13/175729

そしてヒット率1%のままドーパミンの快楽を求めて次の打席に立ちます。

もしかしたら2回連続1%を引き当てるかもしれませんがなかなかそう上手くはいかないでしょう。

2回目は上手くいかなかったけど1回目のヒットにより自分は天才だと思い込んでしまっているので3回目4回目と成功確率を上げる努力をせず打席に立ち続けるかもしれません。

そんな事をしていると資金が無くなってしまいます。

最悪融資を受けてまで成長しないまま打席に立とうとするかもしれません。

こんな風に破滅に向かう事になる可能性があるなら何度も失敗を経験して数十回数百回目の打席でヒットやホームランを打てた方が勘違いせず自分を高め続ける事ができるので幸せな人生を送れるかもしれません。

もちろん打席に立ち続けても人生で1度もヒットを打てない人だっているでしょう。

どれだけ勉強してどれだけ経験してヒット率を100%に近づけたとしても100%ではないので。


話は変わりますがベートーヴェンという作曲家の名前を聞いた事がありますか?

彼は耳が聞こえないながら[偉大な作曲家]として後世に名前を残している人物です。

義務教育を受けた人なら音楽の時間にベートーヴェンについて習った事があると思います。

僕は彼の作曲した音楽を数曲しか知りません。

僕が音楽にそれほど興味が無いからかもしれませんが彼の作曲した音楽をどれだけ知っているかと聞いてもほとんどの人が5曲も答えられないのではないでしょうか?

実は彼が発表した作品は138曲あります。

未発表の物も含めると生涯で数百曲を作曲したと言われています。

しかし音楽の授業でその1/10も習った記憶は無いですし普通に生活していて聞いた事もありません。

モーツァルトやバッハも同じです。

数百曲も作曲した中で実際に世間に知られている曲は数曲しかないのです。

後世に名を残す天才だと思える人達でもものすごい数の作曲をして当たったと言える作品はほんの数%です。

もしかしたら彼らも僕のような凡人だったけど数打ったおかげで後世に名前を残すくらいの人物になれたのかもしれません。


6面体のサイコロを振って1が出る確率は1/6です。

これは義務教育を受けた人なら誰でも分かる事だと思います。

しかし単純な物は確率で考える事ができても複雑になっていくと自分の行動による確率の結果今の事象が起きているという事に気づきにくくなってきます。

世界は確率によって構成されているという事を理解すればなぜ自分が今の生活を送っているのかやなぜこうなったのか。

あるいは自分が目標とする未来の為にどういう行動をすればそうなる確率が上がるのかと考える事ができるようになるかもしれません。

僕の考え方ですが[世界は確率によって構成されている]というのは真理だと僕は考えています。

「そう考えたところでどうなんだ?」と思う人もいるとは思いますがこれに気づけた事は僕の人生にとってきっと意味のある事なんだと思います。

皆さんもなりたい自分になれる確率を上げる行動をしていきませんか?

僕は僕なりに行動していこうと思っています。

自分自身が幸せだと思える人生を送ることができる確率を上げる為に学び行動を続けましょう。

行動しなければ確率は0のままです。