底辺男の成り上がり日記

底辺30代男が早期リタイアを目指しお金の事を学び、お金持ちを目指して行動していくブログです。

幸せってなんだ

皆さんの住む地域には消防団はありますか?
僕の住んでいる地域には消防団というものがあります。
消防団とは職業としての消防士とは違って地域住民がボランティアで集まった集団です。
制服の背中にはFIRE VOLUNTEERの文字が刻まれています。
本来の活動内容は地域で火災が起きた場合に消防士よりも早く現場に駆けつけて消火活動を行ったり、消火後に完全に鎮火するまで現場を見守ったり、災害が発生した場合には救助活動の手助けを行ったりします。
しかし実際に出動することはなかなか無く、僕の地域では月に1回合同訓練をするくらいです。
この消防団ですが、ボランティアなんて言っていますが[準公務員]という位置づけになっていて訓練毎にお金が支払われる事もありますし、退職金や保険等の制度もあります。
現在では消防団に入る人が少ないみたいで僕は人数合わせとして消防団に誘われたので団長が活動をさせる気はないみたいですが、ただ入っておくだけでも準公務員になる事ができます。(僕は入るからにはちゃんとするつもりでしたよ?)
元々民間の生命保険は必要ない気がしていたのですが、準公務員になった事で更にその必要性が無くなりました。
皆さんの地域に消防団等の準公務員になれるものがあるのでしたら生命保険に入るよりもそちらを選んでみてはどうでしょうか?
FIRE VOLUNTEER MAN。僕です。


さて、今回は[幸せってなんだ]という話題で話したいと思います。

皆さんが幸せを感じる瞬間とはどんな時ですか?

美味しい物を食べた時·大事な人と過ごせる時間·お金を稼げた時···人それぞれでいろいろな幸せを感じる瞬間があると思います。

ただ当たり前に「幸せだ」と感じているでしょうが、この幸せっていったいなんなのか考えた事はありますか?

幸せの答え、それはホルモンの分泌です。

「幸せに理由なんて必要ない!幸せだから幸せなんだ!」と思うひともいるかもしれません。

こうやって「幸せはホルモンだ」なんて言って何でも現実的にしていったらつまらなく感じる人もいるかもしれませんが知ってしまったものはしょうがないですよね。

そう感じてしまった人はこの記事に出会ってしまった自分を呪ってください。僕は呪わないでください。


人が幸せを感じる代表的なホルモンはドーパミン·オキシトシン·セロトニンの3種類です。


ドーパミンとは

成功体験をした時や何かを得た時やその過程で分泌されるホルモンです。

ドーパミンが分泌される事によってやる気や集中力が増すといわれています。


オキシトシン

他者との触れ合いによって分泌されるホルモンです。

オキシトシンが分泌される事によって記憶力の向上·社交性の向上·心が癒される等のメリットがあると言われています。


セロトニン

日を浴びる事や運動をする事で分泌されるホルモンです。

セロトニンが分泌される事によって精神の安定·頭の回転が良くなる·睡眠の質が向上するといったメリットがあります。


どれも人生で幸せを感じる為に大切なホルモンですがドーパミンの扱いには注意が必要です。

ギャンブル·お酒·タバコ等の中毒症状はドーパミンによる幸福感を得る為に起こると言われています。

パチンコ中毒者を例にすると初めてパチンコで勝った場合に「使ったお金よりもお金が増えた」という成功体験をした事によりドーパミンが分泌されます。

初めての勝ち額は数千円でしたが「またその幸福感を味わいたい」とパチンコ屋に足を運んでしまうようになります。

何度も勝ったり負けたりを繰り返していく中で5万円10万円20万円と勝つ事があるともう立派なパチンコ中毒者になります。

そして最初は数千円の勝ちでドーパミンによる幸福感を得る事ができていたのに「今日は数千円しか勝てなかった」と思うようになり高額の勝ちでしか満足できなくなっていきます。

ドーパミンによる幸福感は慣れによって薄れていき、更に強い刺激を求めてしまう傾向があるからです。

そして更に強い刺激を求め続けた結果給料をほとんどパチンコに使ったり最悪借金をしてまでパチンコ屋に行くといった事になります。

なのでドーパミンによる幸福感を求め過ぎると逆に不幸になってしまう可能性があります。

しかしドーパミンによって不幸になった人でも他の幸福感を得る事でこれから抜け出す事ができます。


僕の周りにもドーパミンによる幸福感を求め過ぎて1度不幸を味わった人がいます。(B君とします)

B君はギャンブルが好きで身につける物もブランド物ばかりでした。

B君はドーパミンに支配されていたのです。

大学卒業後に正社員としてそれなりに大きな会社に就職したB君は実家暮らしで食べる物に困る事も無いのでローンを組んで外車やブランド物を買ったりという生活を送っていました。

そんな生活がずっと続くわけがなくB君は「ローンの返済がきつくなってきた」と周りに話し始めました。

1度上げた生活レベルを落とすのは難しく、ローンの返済が厳しい状況でB君は腕時計を買ってしまいそれがB君へのトドメとなりました。

ちょうどその頃知り合った子と付き合い始めたB君は彼女にも「ローンの返済ができなくなった」と伝えたのですが、彼女はそんなB君を見限る事はせず「今まで買った物は売って本業以外の仕事もして借金を返済しよう」と提案しました。

自分でも「変わりたい」と思っていたB君は彼女の言葉に背中を押され今まで買ったブランド物や車を売り払い移動は原付になり、朝2時から5時まで漁港で働き朝8時から会社で働き、会社が休みの日は引っ越しのバイトをするといったハードな生活を送るようになりました。

そんな生活が1年ほど続きB君は借金の返済を終わらせる事ができました。

そしてその数年後には彼女と結婚し、子供も産まれて家族の為に働いています。


このB君の話からドーパミンによる幸福感を求め過ぎると不幸になる可能性がある事が分かると思います。

B君の場合彼女のおかげでこれから抜け出す事ができました。

オキシトシンのおかげと言うべきでしょうか?

ドーパミンの危険性を話しましたがドーパミン自体が悪いわけではありません。

むしろドーパミンは使い方を間違わなければ人生にものすごい幸福感を与えてくれるものになります。

どんな事もなにか1つに偏り過ぎずにバランスをとる事は大切ですね。

幸せホルモンの事を知ってしまった皆さんは自分なりに心地のいいバランスをみつけて人生をより良い物にしていってください。

僕は日なたぼっこセロトニンを増やす事を意識してみます。

それでわ