底辺男の成り上がり日記

底辺30代男が早期リタイアを目指しお金の事を学び、お金持ちを目指して行動していくブログです。

心理学を制す者がお金を制す

最近悩みがあります。
鼻毛が抜けません。
最近鼻の内側?横を向くと見える部分に太めの鼻毛が生えだしたのですがこいつが素直に抜けてくれません。
もう少し中の方に生えているのなら鼻毛カッターでやっつけるのですが見える部分に生えているので抜かないとかなぁーと思って。
こいつとは合計で2時間くらい格闘していると思います。
いじり過ぎて血が出てきたので今はインターバル中です。
鼻毛一本の為にこんなにも時間を使う事になろうとは···
鼻毛というフレーズによりボボボーボ・ボーボボを思い出した僕です。


さて、今回は[心理学を制す者がお金を制す]という話題で話したいと思います。

お金を制すと言っていますが実際は民衆を制す=お金が手に入るという言い方の方が正しいかもしれません。

まず心理学とは[人の心の仕組みを科学で解明したもの]です。

これを学ぶといろいろな分野で役にたちます。

また知っておく事で「今心理学を使われてるなぁー」と気づけるので何かの予防にもなります。

心理学にはどのようなものがあるのかいくつか紹介します。


•返報性の法則

返報性の法則とは人は何かを貰うと何かを返したくなる。という心理です。

この心理学をビジネスに引用している物が[食料品売り場での試食]等の無料サービスです。

食料品売り場でウインナーを一切れ試食した時に元々買うつもりが無かったのに「1袋くらい買うか」と購入した事はありませんか?

ほとんどの人が「貰いっぱなしでは悪い」と感じるので何かを返す行動をしようとします。

これはビジネスだけでなく日常生活でも使えます。

仲を深めたいと思っている人に対して何か理由をつけて物を送ってみたり何かをしてあげる事で相手から何かが返ってきて仲を深める事ができたりだとか。

この心理学は嫌われている相手にも働くのでもしも相手との仲を良好にしたいと思うのなら自分から何かを渡す事できっかけ作りができます。

ただ世の中にはテイカーと分類されるこの心理学が通用しない相手もいる事は理解しておいてください。

イカーについては過去の記事で紹介しています。
https://xbawtg3lr1t5h7m.hatenablog.com/entry/2021/04/11/052345


•単純接触効果

単純接触効果とは触れた回数や目にした回数が多い物ほど人は好意を持ちやすい。という心理です。

この心理学をビジネスに引用しているのが[コマーシャル]や[広告]といったものです。

これらは出来るだけ多くの人に多くの回数目にしてもらう事で商品やサービスに対して好感を持ってもらおうという経営戦略です。

デパート等で洗剤を買おうとした時に全く聞いた事がない商品とCMで度々目にした商品では「CMで目にしているからいい物のはずだ」と思い込みそちらの商品を購入するという事があると思います。

これも日常生活で使う事が出来ます。

もしもコンビニの店員さんに好意を持ち、仲良くなりたいと思ったのならそのコンビニに出来るだけ通うようにしましょう。

そしてしっかりと認識されたと感じてから声をかけるようにするといきなり声をかけるのに比べて仲を深めやすくなります。

自分が美男美女だと自信がある人はこの限りではありませんが。


ピグマリオン効果

ピグマリオン効果とは人は他人に期待された通りになろうとする。という心理です。

アメリカで行われた実験でクラスの中から無作為に選んだ生徒に対して教師が「あなたは勉強ができる」と期待している事を伝えたところその他の生徒よりも成績の伸びが良くなったという研究結果が出ています。

これをビジネスに応用できると社員の働きが良くなり会社の業績アップをのぞめます。

例えば基本的に自分に与えられた仕事しかしない部下が他人の仕事を少しでも手伝っているところを見つけた時に「君は自分の仕事だけでなく他人の仕事までこなす事ができるすごい人材だ」と褒めて期待している事を伝えると時間が空いた時に他人の仕事を積極的に手伝うようになりチームとしての成績が伸びるというやり方。

これは子育てにも使う事が出来ます。

子供に[こうなってほしい]という思いがあるのならば[こうなってほしい]と伝えるよりも[あなたはこういう子だ]と伝えた方が効果があるかもしれません。

しかし場合によっては[ゴーレム効果]という期待に対して反対の行動をとってしまう事もあるので使い方には注意が必要です。


•フットインザドア

フットインザドアとは相手のお願いを1つ叶えるとその後もお願いを聞きやすくなる。という心理です。

この心理学は営業で使える手法です。

高額の商品を販売したい場合まずは無料で商品を使ってもらったり少額の商品を購入してもらった後に本命の商品の購入をお願いすると最初から商品を購入してもらうようお願いした時よりも購入してもらえる可能性が上がります。


•認知的不協和

認知的不協和とは相手に何かを与える程相手に執着してしまう。という心理です。

これはホストやお水の仕事で使われているものです。

数万円のお酒を入れてもらったりプレゼントをさせることで「自分がこれだけのお金を使ったのだからきっとすごくいい人に違いない」と相手を信用させ依存させてしまうという風に使われます。

彼氏彼女に依存し過ぎてしまっている人はこれに当てはまる人が多いと思います。

「失いたくないからたくさん与える」という思いは分かりますが[与えられ過ぎると心が離れてしまう]という心理が働くので与え過ぎには注意しましょう。


ここで紹介したものは心理学のほんの一部ですがこれらだけでも人の心理を操るには十分に効果があります。

相手の心を掴んでしまえば後は商品を購入してもらったりサービスを提供するだけです。

気づいた方もいると思いますが心理学は悪用しようと思えば悪用したい放題です。

なのでお願いですがここで知った事は悪用しないでください。

ここでこれらの心理学を伝えたのはビジネスに活かしてもらいたいという気持ちもありますが、悪用しようとする相手に対しての予防として知っておいてほしいのです。

心理学と上手く付き合って稼ぐ力と守る力を強化していきましょう。