老後2000万円問題
通勤時。あるコンビニに立ち寄りトイレを借りた。
なぜかキーボードの[9]が落ちている。
このトイレで何があったのだろう···
[9]だけ無くした人は困っているんじゃなかろうか···
なんで[9]だったのか···
僕です。
さて、今回は[老後2000万円問題]について話してみます。
老後2000万円問題とは、会社員が定年退職した後リタイアして生きて行く為には2000万円の貯蓄が必要と言われています。
最低限これだけの貯蓄が無いと定年退職後にも労働を続けないといけなくなるのだとか。
しかし最近では「2000万円の貯蓄では足りない」という話を耳にします。
実際どうなんでしょうか?
現在、年金を満額受け取れるのは65歳からです。
[人生100年時代]
日本人の平均寿命は医療の発達により年々伸びていっています。
なので100歳まで生きるとすると65歳で引退した場合、残りの35年間を年金とそれまでの貯蓄を切り崩しながら生活していく必要があります。
現在の月の年金受給額が男性の場合平均約16万円。女性の場合平均約10万円です。
そして、生活費の平均は夫婦2人の場合平均約25万円と言われています。
平均値だけ見るとリタイアまで共働きし、夫婦2人で生活していくのなら年金の受給額だけでなんとか生活して行けそうですが知っておきたいのは年金からも税金が徴収されるということ。
65歳以上の場合、年金支給額が年間156万円を超える場合[雑所得]として源泉徴収された後に年金が振込まれることになります。
なので税金を引かれた後の手元に残る金額と支出のバランスを自分で計算する必要があります。
そして、少子高齢社会。
10年後20年後と時が経つにつれて働き手が減り、年金受給者が増えていきます。
それに伴い、年金の受給額が減っていく。もしくは年金制度自体が破綻してしまうのではないかと言われています。
もしも年金制度が無くなった場合の事も考えて、早くから貯蓄を始めるべきだと僕は考えています。
「何歳まで生きるか分からないし、そうなったらそうなった時考える」
「貯蓄なんてせず、とりあえず今を楽しむ」
という方もいるでしょう。
その考え方も正解だと思います。
若いうちにしか出来ない事はたくさんあるので今を楽しんで老後も労働を続けようと考える人はそれでいいんです。
ただそういう人は老後も働く体力があるのか?
技術の進歩でAI化やロボット化していく社会で、老後も労働できる場所があるのか?
という事は考えておかなくてはいけません。
結局、老後2000万円問題とは言いますが、老後の必要資金は人それぞれです。
人生100年時代。
未来の事は誰にもわかりません。
だからこそ今から行動し、何が起こっても自分の身や周りの人達の身を守れるよう準備する事の重要性を考えてもらえると嬉しいです。
その為に学び、行動する事を続けましょう。
行動しなければ一生労働を続け、搾取される人生で終わります。