賃貸契約は知らないと損することばかり!?
花粉が本気を出してくる季節になってきましたが皆様元気にお過ごしでしょうか?
僕は目の痒みが日に日に増してきているように感じます。
この時期になったら目、鼻だけじゃなく頭も顔も痒くなるんですけどやっぱりそれも花粉のせいですかね?
D&Gの香水のせいですかね?つって
将来花粉の少ないとこに移住しよっかな···
僕です。
今回は[賃貸契約は知らないと損することばかり!?]という話題で話したいと思います。
時期的に新生活のために賃貸物件を探している人が多いと思います。
賃貸契約する時には直接大家さんと契約するのではなく仲介業者を通して契約する事が一般的だと思います。
実はこの仲介業者が利益を多く得ようといわゆる[ボッタクリ]をする事があるのだとか。
というかそういう業者の方が多い気がします。
しかし、契約者は相場や法律の事を知らず、業者に言われるがままに契約を結んでしまいます。
「まさか自分が騙されるわけがない。」
「こんなに有名な会社だから騙すわけがない。」
と仲介業者を信じきってしまうので、自分が騙された事に気づかないまま生活している人も多いでしょう。
実は多くの人があなたのお金を狙っています。
自分のお金を守るために知識を身につけましょう。
賃貸入居前に必要と言われている費用は敷金·礼金·防虫防臭費用·仲介手数料·火災保険·鍵交換費用等あり、家賃の約5ヶ月分必要だと言われています。
家賃が5万円だとして25万円の初期費用が必要だという事になります。
結構大きな出費ですので抑える事ができるものは抑えたいですよね。
どの費用がどのくらいかかるのか。どの費用を抑える事ができるのかというのを紹介します。
敷金
敷金は退去時の修繕費や清掃費にあてられる費用で、家賃の1〜2ヶ月分に設定している業者が多いみたいです。
しっかりした業者なら退去時に払い過ぎた分は返ってきます。
敷金礼金0円の賃貸もありますが、そういう物件は退去時にトラブルになったりぼったくられる可能性が高いみたいなので退去時のトラブルの事を調べてどちらにするか選択しましょう。
礼金は大家さんに「貸してくれてありがとう」の意味を込めて支払う費用らしいです。
礼金は大家さんが「いらない」と言えば払わなくていいようですが、礼金がない場合は入居期間等の別の制限がついてくる事があるみたいです。
防虫防臭費用
賃貸契約する時にぼったくられるもので有名なのが[消臭·防虫スプレー]です。
入居前に部屋にスプレーを吹くだけで2万円近くのお金を請求されます。
このスプレーですが、ホームセンターで購入出来るような防虫スプレーや消臭スプレーを使う業者もいるみたいですし、実際にはスプレーを使用していないのに請求してくる業者もいるみたいです。
数年前に、未使用品スプレーをまとめて置いていて爆発した。という結構大きな事件がありましたね。
この業者はスプレーは購入していたが、入居前に部屋に吹く事はせずに契約者からお金を取っていたのだとか。
このスプレーを吹く行為は法律的にしなければいけないものでも無いですし、気になる人はホームセンターで買って自分ですればいいので契約書に[消臭·防虫]と書いたものがあれば「必要ない」と伝えましょう。
仲介手数料
賃貸契約を結んだ時に仲介業者に仲介手数料を支払います。
この仲介手数料ですが家賃の1ヶ月分請求してきたり、たちの悪いところでは数カ月分請求してくる業者もあるみたいです。
仲介手数料は[大家と契約者の2人合わせて家賃の1ヶ月分+消費税までしか取ってはいけない]と法律で決まっています。
なので、契約者に家賃の1ヶ月分以上の仲介手数料を請求をする業者はぼったくろうとしていると考えていいと思います。
大家側から仲介手数料を受け取っていない可能性もあるので1ヶ月分なら絶対とは言いきれませんが。
逆に大家さんが仲介手数料を家賃の1ヶ月+消費税分を仲介業者に支払っている場合は仲介業者は契約者から仲介手数料を取ってはいけない事になります。
家賃の1ヶ月分以上請求された場合は「大家さんからどのくらいの仲介手数料を貰っているか?」というのを聞くと、正直に答えてはくれないかもしれませんが業者に対する牽制にはなると思います。
火災保険
賃貸自体の火災保険は大家さんが加入しています。
ただこれは賃貸自体の保険で、大家さんに対する保険なので入居者は入居者で保険に入る必要があります。
ただ、入居者の火災保険への加入は義務ではなく任意なので絶対にはいらないといけないわけではありません。
しかし入居者は退去時に自分の部屋を経年劣化と認められるもの以外は修復して退去する必要がある。と法律で定められています。
なので故意では無いにしても火災等を起こして部屋をボロボロにしてしまった場合でも元の状態に復元する義務があります。
また、隣人の部屋で火災が起こり、自分の部屋も被害が出た場合でも隣人に部屋や家財の修繕義務は無く、自分で修繕費を出す必要があります。
なので火災保険には入っておくべきでしょう。
しかし、ただ仲介業者に言われるがままに火災保険に加入すると必要以上の金額を支払わないといけない可能性があります。
仲介業者が指定する火災保険に加入する場合は保険の内容を確認させてもらって自分に不必要なものは外してもらうと火災保険料を安く抑える事ができます。
また、自分で保険を探すと更に安く抑える事ができる可能性もあります。
インターネットで検索するといろいろな保険会社が出てくるので仲介業者の火災保険が高いと感じたらまず他の保険会社がどのくらいの保険料なのか調べてみてください。
鍵交換費用
これは前の居住者が合鍵を作っている可能性があり、鍵を交換しておかないと前の居住者が侵入して物を盗まれたり犯罪に繋がる可能性があるので、鍵を交換しませんか?
と言う事です。
これもぼったくられる可能性がある項目の1つです。
まず、鍵の交換は義務ではないですがトラブルを避ける為にしておいた方がいいでしょう。
しかし、賃貸契約のガイドラインには「鍵交換費用は貸主が負担するのが妥当」だとされており、国の方針では契約者が支払う必要はない。とされています。
ただ法律で決まっているわけでは無いのでここでトラブルになると入居拒否。ということになることもあるみたいです。
また、費用だけ取って鍵を交換しない·前の居住者の退去時にも鍵交換費用を取っている·鍵の金額に見合わない請求をされる等の可能性があります。
鍵交換費用をぼったくられない為には相場を調べておく事や仲介業者にこれらの可能性が無いか確認する事で防げる可能性が高まります。
これらの事を知っておくだけで賃貸契約での初期費用を5〜10万円抑える事ができるかもしれません。
世の中知らないと損することばかり。
稼ぐ事や貯める事にだけ目が行きがちですが、頑張って稼いだお金を守る事も大事です。
お金を守る為には、大きな会社だから〜とかこの人が言うから〜とか他人を信じきるのではなく、本当に間違ってないのか?嘘ではないのか?自分で調べる事が大事です。
検索すればすぐに情報を手に入れる事ができる時代です。
面倒くさがらずにまずは検索してみましょう。
そして自分のお金は自分で守りましょう。